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靴による外反母趾の治療

靴による保存療法では、外反母趾を予防する靴であり、なおかつ外反母趾による痛みを治療できる靴を使用します。

外反母趾で親指の付け根が靴に当たって痛いからといって、ただ幅の広い靴を買うのは間違いです。
一時的には痛みが減りますが、長期的に見るとかえって変形を強くします。
痛くないと油断して足が広がってしまい、外反母趾がひどくなることも少なくありません。

外反母趾を治療する靴は、次のポイントを兼ね備えていなければなりません。

外反母趾を治療する靴のポイント

  • 外反母趾を予防する靴としての、基本的な条件に合っている。
  • 痛い場所が押されないように改良されている。
  • 中足骨骨頭の中枢部で中足骨が横に広がらないように、横アーチ・縦アーチが下がらないように、しっかり支持されている。

外反母趾を治療する靴

外反母趾を治療するための靴は、どこで手に入れればいいのでしょうか。

まず、足の親指が曲がっていないと仮定して自分に合った靴を探します。
靴の専門店で足を計測してもらい、合うはずの靴を出してもらいましょう。
その時に足の親指の付け根が十分覆われ、親指の付け根の部分に縫い目や縁がこない靴を頼んでください。

外反母趾の人は痛くない靴を選ぶと必ず広すぎる靴になりますし、本来の足に合った靴を選べば親指の付け根が当たって痛みます。

本来の足に合った靴が見つかったら、親指の付け根の出っぱりに当たる部位で靴の革を伸ばし膨らませます。
これには、以下の三つの方法があります。

  1. 買った靴屋で、親指の付け根が当たるところを球環挟 (きゅうかんばさみ)、またはシュースプレッダーという、「やっとこ」の大きな形をした器具で押し広げてもらいます。
    しっかりと、当たる部分をよく確認して広げてもらいます。
  2. シューストレッチャーを使って靴を広げます。
    シューストレッチャーは靴の中に木型を入れて、バネやねじの力で靴の中から革を広げ靴の型くずれを防ぐ器具です。
    この木型の指の付け根に相当する部位に孔を開け、ダボと呼ばれる半球型の木製の出っぱりをはめ込み、靴に入れてねじで広げるとダボが革を押し広げます。
  3. 革の軟化剤スプレーを使用します。
    靴を球環挟やシューストレッチャーで膨らませても、足の出っぱりとは微妙に違います。
    そのため最終的には外反母趾を考えて自分の足に合わせるしかありません。
    靴を履いた上から当たる部分にスプレーすると、体温で暖められた革が足に合わせて伸びてきます。
    そうすれば、足に靴がぴったり合うのです。